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1928年卒業 尾池和夫
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り、戦争を知る最後の世代と言ってみたりする。
東京の中野で生まれてまもなく祖父の出身地である在所村（現在は香美市）谷相に引っ
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蔵や塀が倒れ、大きな岩がひっくり返ったり、周りの景色が変わっていた。
幼稚園には縁がないまま在所村第三小学校に入った。四国山脈を北から南へ越えた所に
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２年生の２学期に、高知市内に引っ越し、山内家の屋敷の長屋に住んで、高知市立第六
小学校に転校した。転校生は注目を浴びる。先生が、「お池の中にナマズが・・」という
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大学を卒業以来、地震学者として暮らしているのは、もしかしたらこのニックネームも影
響しているのだろうか。
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ろうと思ったりした。５、６年生の担任は小松洋水先生、長生きされて最近までお元気だ
った。小松先生は、和紙を細長く切って、紙縒りを一生懸命作るというような時間を作っ
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小学校教育がどのように一人の人生に影響していくのかという議論を、今でもよくする
機会を持つが、誰もが自分の小学校時代を思い出しながら議論している。結局、何かに深
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っている。
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